遮熱塗料とリフレクティックスの違い

違いは反射率

遮熱材として遮熱塗料やリフレクティックスに類似したアルミ蒸着シートなどがあります。遮熱塗料は2000年頃から暑さ対策として屋根の塗り替えに多く採用されていました。既存の屋根の表面に塗ることで太陽光をある程度反射し、屋根自体の表面が熱くなるのを抑えることで確かにいくらかの効果があります。但し、塗料の場合はその表面が汚れたり、鹿児島地域のように火山灰が積もったりすると反射率が損なわれ遮熱効果が無くなってしまいます。しかも太陽光の紫外線により塗膜が劣化してしまいます。それに比べリフレクティックスはガルバ鋼板との組み合わせによる遮熱カバー工法を施工することで表面は新しいガルバ鋼板となり20~30年の耐久性があり、リフレクティックスは既存の屋根と新しいガルバ鋼板の間に入っている為、劣化する事は無く半永久的に遮熱効果を発揮してくれます。リフレクティックスカバー工法は遮熱塗料に比べ初期費用は高くなりますが新しい屋根に生まれ変わりますので雨漏り防止にもなりますし、耐久年数や遮熱効果の高さと持続性を考えると費用対効果が大きいものといえます。反射率については遮熱塗料は明らかにしていませんし、市販のアルミ蒸着シートは下記資料のようにせいぜい35~60%程度であり、遮熱材としては使えないのが現状です。

 

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