乾燥炉の遮熱施工事例(リフレクティックス)
3月に、某製茶工場の乾燥炉にリフレクティックスを採用して頂きました。乾燥炉からの放射熱による室内の暑さ対策が目的でしたが、施工後は暑さ対策はもちろんの事、省エネ効果の大きさにお施主様が驚かれました。乾燥炉内の設定温度は140℃であり、施工前に確認したところ設備本体の外板の表面温度は80~100℃程度で部分的には130℃以上まで達していました。もちろん、設備には断熱材が使用されていますが炉内の熱を外に放出している事が解りました。そこで、遮熱材リフレクティックスを施工したところ、表面温度は30~40℃程度になり室内の雰囲気温度と同じになりました。つまり炉内の熱の放出をほぼ遮断し、暑さ対策の効果があったという事になります。しかも、施工前までは冬場だと火入れしてから炉内の温度が設定温度の140℃まで達する時間が約40分掛かっていたのが、その半分の20分で済むようになり、ガス代が半分になると大いに喜ばれました。遮熱材リフレクティックスは断熱材と違い、炉内の熱を反射させ外に逃がさないことで保温効果が高まり、エネルギーの消費量が大幅に軽減され費用対効果が大きい事を認識して頂きました。